2012年1月2日月曜日

辰年に願う


皆様新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
年も明けて平成24年になってしまいました。ついこの間平成の時代が訪れたような気がしますが、早くも24年目に入ったのか思うと、いったい平成の時代は何があったのだろうと思わずにはいられません。余りにもめまぐるしくて、どう頭を整理してよいかと思うほどです。
 今年は辰年ですから気運が上昇して行くような気分にもさせてくれますが、昇り龍のように天に向かい気運が高まり世の中も自分も龍にあやかり上昇気流に乗りたく思います。
我が家には辰年の母がかつて居て、辰年の家族も加えて2匹の龍がいましたから、母が「仕事をするにはとても良い干支なのよ」と私を励ましてくれたことを覚えています。
辰年の母は天にすでに昇ってしまいましたが、今でも空から我々を見守っていてくれるかなと期待しています。

今年はまた元旦から大きく揺れた地震が発生して再び驚きましたが、まだまだ地震は収まらないぞと言う警告にも思えて身が引き締まりました。
どんな1年になるか想定外のこともありうると考えると、かつてない不安感もぬぐい去ることは出来ませんがこんな気持ちで新年を迎えた事は、今までありませんでした。

 今、自分に出来る事は何なのか、今年はどのように暮らして行けば良いかと思うに、いくら考えても良い答えは生まれません。詰まるところ、一生懸命今まで以上に自分の仕事に誠心誠意取り組むと言うことしか思い浮かばないのです。平凡ですが自分と家族の健康を願い、穏やかに平和に生活して行くこと、多くの友人たちとの交流を今年も深めて楽しい思い出をいっぱい作ること等々、これぐらいしか答えは出ませんが、これらの願いが私には 最も大事な事なのでしょう。

 今年のお正月は仮住まいのため、お雑煮を食べるぐらいしか祝えなかったのですが、私に取っての本当の春は2月になるのでしょうか。リニューアルした我が家の完成を見てからでしょう。
そして桜のつぼみがほころび始める頃には落ち着いた暮らしが取りもどせることを期待して今しばらく冬眠中にしています。
そして今月中頃からはあちこちの芝居に行くことを計画していますから松が明けてからそろそろ冬眠から目覚めようと思っています。
そしてお年賀状を沢山頂きました。これほどお付き合いがあるのは嬉しいです。
今年はオリンピックイヤーだそうですが五つの輪どころか、チェーンのようにいくつもいくつも輪が繋がって、今年になって増えた輪もあり私にとりましては財産と思えます。
 寝正月のような今年ですが、年賀状を読んでは今年の自分の在り方を鼓舞しております。
東京のお正月は静かです。山茶花もそろそろ散り始めて門や玄関先に植えられた葉牡丹が目立っています。
それぞれの家の門松を眺めながら来年こそはちゃんと飾らなければと心に誓いました。