2012年6月4日月曜日

梅雨の来ぬ前に


六月に入り「このところの暑い日が続いたおかげでサクランボが早く出来ました」との電話が入りました。懇意にしている山梨の果樹園からです。
今は工房が会期中で東京を離れられないのでサクランボ狩りには行けず残念ですが送ってもらうことにしました。楽しみです。

これから梅雨が来るのでしょうから色々と用事を早めにかたづけようかしらと考えています。雨は必要だから嫌とは言っていられませんが出来れば寝ている間だけ降ってくれればいいなと勝手なことを思ってしまいます。
今年こそ素敵な長靴を買おうかなと考えています。最近はなかなかお洒落な長靴があるようなので求めれば雨の日も気にならなく活動的になるのではと買う機会を狙っています。

先日、妹の所から紫陽花をいっぱい切ってもらって来ました。本当に紫陽花の種類の多いことには驚きです。
 最近求めた紫陽花は白くて花びら の縁だけなんともクラシカルな紫色をしていてその紫の色に惹かれて鉢を求めました。
6、7、8月の夏の前 半を彩るのはやはり紫陽花でしょう。真っ白な紫陽花ももらって来ましたが白も捨てがたく、白磁のような白い一輪挿しに挿すと清楚でなかなかいいと一人満足 しています。今週は紫陽花と楽しむ週になりそうです。と言うのも水揚げが難しいので否が応でも朝夕に切り花にした紫陽花は切りもどしたりして、手入れをし なくてはなりません。
今まで見たことのない色合いで不思議と和風な雰囲気がして新種だそうですがこの鉢もいつか山のアトリエに移植しようと思っています。

現在、山のアトリエの北側に紫陽花の木を20株ほど植えてあるのですが誠に成長が遅くて元気なのですがなかなか花も咲いてくれません。園芸種が多いので山には向かないのかなと思いますが、山紫陽花は咲いているのにその違いはよく分かりませんので早く大きな株になって力が付き綺麗な花をひたすら待つしかありません。
花と見えるのは萼と言われるところとは重々わかってはいますがどうしても花にしか思えませんのでこれからも紫陽花の花と言い続けてしまうことでしょう。
合間にサクランボでも摘みながら梅雨のまだ来ない内に六月の初旬を味わいましょうか。