すっかり初夏らしい陽気となりました。
日ごとに新芽が伸びて欅もモミジもカナメモチの垣根もぐんぐんと若葉を広げています。
春の会も無事に終わり少し一息を着いた頃、四国の方からムカシアルバムに使えそうな写真が手元にあるからどうですかとのメールを頂きました。今まで口コミで集めていたりしていましたが今回のようにお目にかかった事のない方からのご連絡はありがたいです。
大正5年11月頃 家族の肖像 |
四月の陽光を浴びて3月に門扉の植え込みに植えた勿忘草が生き生きと目一杯花を咲かせてくれています。大好きな青い花です。山では種がこぼれて翌年も咲くことがありますが東京ではなかなか増えてはくれません。
いつも4月の碧い空を映すかのように可憐に咲く花です。
ずっとずっと昔、私の若い頃に勿忘草というドイツ映画がありました。
いつもこの花を見る度にその映画の甘く切ないストーリーを思い出します。
そして主題歌として歌われていた「勿忘草」のメロディも素敵で、ますます好きになりすっかり私の愛唱歌となりました。
ずいぶん前にどうしても勿忘草の花の帯を創って欲しいと言われて、四月の空の色を背景にしてお太鼓いっぱいに勿忘草を描いたことがありますが、思いのたけを込めて描いたのでもう2度と同じには描けないでしょう。
マザーツリーという言葉があるならば勿忘草は私にとってはマザーフラワーと言うところでしょうか。ちなみに私のマザーツリーは山法師とフラミンゴの木です。これらの木々も今頃山のアトリエで芽吹き始めている事でしょう。