未だに続く余震に悩まされています。被災地は勿論、余震の度に不安におびえる被災地の子供の様子を見ると、気の毒になります。東京の私達だってその度にぎくっとしますし、思わずテレビで地震速報が流れると見入ってしまいます。やはりこの間の本震のトラウマがあって、またあんなに揺れたらどうしようと思ってしまうのです。心臓にもよくありません。三半規管の不調で、何時も船酔いの気分のようになってしまい、病院を受診する人たちもいるとの話ですが、頷けます。
地震の終息だけは神のみぞ知るという風で、なかなか誰にも分からないのが現状ですから、困ったものです。我々は地震におびえながらも、おそるおそる毎日の暮らしを何時ものようにこなして行くしかありません。

街を歩くと、アカネの垣根に生気を感じ、その芽には眩しいくらいの美しさを見ました。一年で最も美しい五月がもうすぐやって来ます。新緑の緑の眩しいシャワーを浴びたら、地震疲れも、原発の恐怖におびえる我々も、もっと元気になるでしょうか。
地震の神様、どうぞ鎮まるようにとお願いしたいです。もうアナタに敵うものは何処にもいません。ちっぽけな人間の営みと幸せを奪わないでと何処に向かってお願いしたら良いのでしょう。
今日、庭先のバジルを摘んでパスタに添えました。バジルの香りに幸せを感じ、山椒の木の小さな新芽に触れ、その香りにも4月の喜びを感じました。